導入事例5

神栖市教育委員会様

所在地:茨城県神栖市溝口4991-5
URL:https://www.city.kamisu.ibaraki.jp/shisei/organization/1003210/1003254/1003258.html
神栖市は茨城県東南端の鹿行地域に位置する市として、隣接する鹿嶋市とともに鹿島臨海工業地帯を形成しています。

ICT教育に関しては、GIGAスクール構想の実現に向けて、2021年に神栖市も一人一台端末環境下での学びがスタートしており、プログラム教育の推進や情報モラル指導カリキュラムを用意されるなど、積極的に取組みされております。

今回、小学校14校の児童にエンサップの導入をしていただいた経緯などを、神栖市教育委員会 教育指導課 川久保様にお伺いしました。
また、神栖市立やたべ土合小学校にも訪問させていただき、唐土教諭と児童にもエンサップの感想をお伺いしました。

Q1.GIGAスクール構想の課題をお聞かせください。

教職員の実態に合わせたICT活用指導力の向上や、児童生徒の発達段階に合わせた情報モラル教育の実践、その時間の確保が課題です。

エンサップ導入経緯

Q2.導入に至った理由は何でしょうか

文部科学省や茨城県教育研修センター主催の情報モラル研修会にて知りました。実際に、自分でエンサップを受講してそのよさを実感し、是非、本市の児童にも取り組んでもらいたいと思い導入にいたりました。

Q3.エンサップの印象をお聞かせください

情報モラルにとどまらず、コンピュータの構成要素など、情報ICTの知識についても学べてとてもよいです。

児童たちは、動画を真剣に見て検定に答えていました。授業の振り返りでは、「動画で見られたから分かりやすかった。」など、教材が効果的であったという意見や、「SNSの年齢制限のことについては知らなかったから、家族と相談して使うようにしたいと思う。」など、学習内容を日常生活に活用しようとする意見が見られました。

活用方法について

Q4. エンサップですが、これからどのような活用をお考えですか?

道徳や、総合的な学習の時間での活用を考えています。

インターネットを使用する授業や情報モラルの授業の導入場面において、課題に合った「ICTお役立ち動画」を視聴してから活動に入ることで、焦点を明確化させたり、情報モラルを守ろうとする意識を高めたりすることができると思います。

Q5. GIGAスクール構想の、今後の展開について

タブレット端末を活用したり、メクビットやドリルソフトを活用したりするなど、個別最適な学びへの対応を考えています。

タブレット端末の「教師の活用」から「児童生徒の活用」へと、児童生徒により主体的をもたせることが必要で、児童生徒が主体的にルールを作成するなどが出来たら良いと思います。


神栖市立やたべ土合小学校

Q6. エンサップの利用は、どのようにスタートしていますか?

まずは情報担当の私が、エンサップを「授業の中にどのように取り込めるか」を考えて実践している状況です。今後は「情報部」の中で内容を練って、学校単位で活用できるように続けていければいいなと思っております。
(唐土教諭)

Q7. さらにエンサップを活用するために要望などございますか?

授業を作っていく中で感じたのは「ワークシート」があると良いと思いました。

それにプラスして、スクールエンジニア検定の内容に合った「ICTお役立ち動画」があると、「これとこれが対応しています」という情報を元に、授業を組み立てやすいと思います。
(唐土教諭)

Q8. エンサップで学んでみた感想はいがでしたか?

エンサップは動画の中身が「アニメで良く出来ているな」と思いました。

「情報モラル」とか、これまでも学習しましたが、今回エンサップで学習してみるとSNSとかのコメント欄に悪口などあった場合でも先生に相談が出来るので、学んだことが日常生活でも役に立っています。
(男子児童:糸川さん)

神栖市はICTについて積極的に取り組みをされていらっしゃいました。学校端末の活用、そしてネット社会において欠かせない「情報モラル」の学びに繋がるようサービスの改善を進めていきます。本日は貴重なお話をありがとうございました。
※掲載内容は、2022年10月時点のものです。


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