導入事例7
福島県須賀川市立第二中学校様
URL:https://sukagawa.fcs.ed.jp/第二中学校 須賀川市立第二中学校は、ウルトラマンの生みの親である円谷英二さんの出身地である須賀川市に位置する中学校です。
「授業と授業研究を第一優先にした学校づくり」を進める中、部活動も盛んで、合唱や吹奏楽などの文化系部活においては、全国でも大きな成果をあげており、今年はパソコン部がアイデアロボットコンテスト全国大会へ東北地区の代表として参加しました。
今回、エンサップの学校での取り組みなどを、第二中学校の【 遠藤 彰 】校長先生、情報担当であり全学年の技術・家庭科を担当している【 小野塚 一洋 】教諭にお伺いしました。また、パソコン部に所属している3名の生徒にも感想をお伺いしました。
エンサップを使い始めたキッカケ
Q1.いつ頃から端末を使った学習に取り組み始めましたか?
(遠藤校長)
2年前にGIGAスクールにより1人1台端末が導入され、それを機に授業における取り組みを始めました。
当時コロナがかなり流行っていた事もあり、学校の行事が続々と中止となり、PTAの活動も停滞気味でした。
先生方には「導入した端末を活かし、やれることを探ろう」というお願いをし、オンラインでの表彰式や学校給食時の食育指導、PTA保護者会の配信などGoogle Meetの強みを生かした端末の活用にも努めてきました。
Q2.エンサップを使い始めたキッカケはなんでしょうか?
(小野塚先生)
生徒が休み時間などで、Chromebookを使い自分のペースで取り組める学習コンテンツを探していました。
福島県教育委員会主催の研修会にてスクールエンジニア検定の紹介があり、【Googleアカウントの利用】【短時間で取り組める】【認定証の発行】そして【無料】という点から導入に至りました。
活用方法や成果
Q3. 授業の中でどのようにお使い頂いていますでしょうか ? 第二中学校は、他校と比べてスクールエンジニア検定に合格している生徒が、とても多くいます。「検定」をどのように活用しているのか、お聞きしました。
(小野塚先生)
2・3年生を中心に、技術家庭科の「情報の技術」でエンサップを使っています。この授業ではコンピュータの基本操作を学びますが、エンサップ【基礎編】の内容と被る部分も多くあります。
また、生徒にはスクールエンジニア検定に合格することを1つの課題としています。検定に合格すると【認定証】が発行できるため、生徒が認定証の画面を見せることで、検定試験に取り組んだ意欲や姿勢を評価するようにしています。
アカウント登録に関しても、「Webサービスでのアカウントの説明」「個人情報の取り扱い」などを指導する際の実践の場として、生徒自身に登録させるようにして利用しています。
(遠藤校長)
認定証発行という仕組みは、生徒が取り組むためのモチベーションになっています。
1つの検定試験に合格すると言うことは、中学生にとっては自信に繋がると思います。
Q4. 現時点で感じている成果はございますか?
(小野塚先生)
休み時間や放課後など、生徒が目的意識を持って端末を活用する姿を見るようになりました。また、操作の疑問点や簡単なトラブルを、生徒同士で話し合いながら、自分たちで解決できるようになってきています。
Q5. 今後エンサップに期待することは何でしょうか?
コンテンツの内容の充実を希望します。情報モラルや情報セキュリティで、最近起こった事例を紹介し、その対策方法・解決方法などを提供して頂きたいです。
また、高校とのつながりを意識した、さらに難易度を上げた問題を用意し、生徒がより高い目標に向かって取り組めるようになると更に素晴らしいと思います。
生徒インタビュー
Q6. エンサップを使ってどう感じましたか?
(女子生徒)
授業以外では休み時間を利用して学習しています。スクールエンジニア検定は合格証が発行されるので「やる気」になります。検定の問題に間違えたときに、下に解説やヒントが表示されると、より学習しやすくなると感じました。
小学生・中学生が楽しくICTについて学べるように、エンサップのコンテンツ教科を図っていきます。
本日は貴重なお話をありがとうございました。
※掲載内容は、2023年2月時点のものです。