導入事例8

常葉大学附属橘中学校・高等学校様

所在地:静岡県静岡市葵区瀬名2丁目1番1号
URL:https://www.tokoha.ac.jp/tachibana-jh/
学校端末:Apple社 iPad
常葉大学附属橘中学校・高等学校は、静岡県静岡市にある中高一貫校で、「知徳体情操に優れ品格ある人材の育成」そして「学力を伸ばす」「人間性を高める」ことを教育目的に掲げ「伸ばす教育」を実践されています。

文部科学省認定の「地域との協働による高等学校教育改革事業推進」アソシエイト認定校として、TPRプロジェクト(TachibanaPioneerRegionの略)と称して「地域と共に成長する活動」にも力を入れており、そのプロジェクトの1つとして、エンサップをご利用いただいております。

今回、エンサップを活用していただいた経緯などを、常葉大学附属橘中学・高等学校、教論・教育開発主任の新井裕二先生へ、お伺いしました。

TPRプロジェクト

Q1.TPRプロジェクトとは、どのような取り組みでしょうか? TPRプロジェクトは、P=Tachibana P=Pioneers(先駆者)R=Region(地域)という頭文字から構成され「TachibanaPioneers for the Region」~橘で地域(静岡)の先駆者となれる力をつける!プロジェクト~です。

このプロジェクトを通して、5つのスキルを養うことを目的にしています。その5つは「Choice情報処理スキル」「Communicationコミュニケーションスキル」「Challengeチャレンジスキル」「Coproduction協働スキル」「Contribution貢献スキル」です。それぞれの頭文字をとって橘では「5Cスキル」という略称で扱っています。5Cスキルは実施後には多くの生徒が向上したという自覚が出ています。

令和5年度は18施設20プロジェクトを立ち上げ、活動しています。

エンサップ活用について

Q2.エンサップを題材として選んでいただいた理由はどんな点でしょうか?

これからの教育に欠かせないICT教育において、基本的な考え方や知識を養い、習得できるエンサップは、高校生たちの学びの復習になる上、教材のターゲットが小学生や中学生ということで、高校生が内容を理解した上で、小中学生にエンサップの利用方法や魅力を発信し、内容をより深く深めさせる活動を行えるという点について選びました。

新井先生

Q3. 高校生が先生役となって、エンサップを紹介する授業が印象的でした。

生徒たちは、自身が学んだ事や知識をアウトプットすることで学びが深まります。
人前に立って発表、授業するということは、より深く物事を理解しておく必要があることに気づく機会になっています。

また、理解したことを発表したり授業などを通してわかりやすく説明するために準備に多くの時間を割かなければならないことも体感するきっかけになっています。

Q4. エンサップへの感想や、今後の期待

ICT教育の導入にはとてもふさわしく、オンラインで誰でも始める事ができる上、難易度も難しすぎない中で、要点をしっかり押させ得られている教材だと思っています。

さらに、検定取得という目標があることで、生徒たち利用者たちは前向きに取り組める要素もあり良い教材だと感じています。今後、さらに発展するICT教育の分野でプログラミン教材などが開発され、難しいプログラミングをより簡単に扱える仕組みでかつ動きが見える化できるものが開発されれば、今後のICT技術社会の発展にとても有益なものになると思っています。

小・中学生向けコンテンツが中心のエンサップを、新しい視点で高校生にも活用していただいた事例でした。
今後もエンサップのサービス改善を図ってまいります。本日は貴重なお話をありがとうございました。

※掲載内容は、2023年6月時点のものです。


導入事例一覧